【渋谷駅】安藤忠雄


渋谷駅のホームは明治通りの真下、田園都市線、半蔵門線のホームよりも深い地下5階にあります。地下2階から地下5階までの約20メートルの巨大な吹き抜けになっています。

この吹き抜けは「天然ダクト」として自然換気システムにもなっており、環境負荷を大幅に軽減しています。

建築家、安藤忠雄が「地宙船」という構想のもとに設計しました。これは「地中の宇宙船」という意味です。「地宙船」という名称からは宙に浮かぶ空間のような印象を受けますが、ホームとコンコースの一部を縦に抜く吹き抜け構造と、駅の随所に見られる船の底や側面を思わせる丸みを帯びた近未来的なモチーフの集合から成る「架空」の船です。

「駅は街の顔。文化を創造する街、渋谷にふさわしく訪れた人々の心に残る駅を目指した」と安藤さんは語っています。


模型と写真がありましたが、実際に地下空間にどのように埋まっているか意識しづらいです。

他の地下鉄の駅では、熱がこもっていて空気が悪いように感じますが、この駅は空気がきれいに感じます。構内では微風を感じるので確かに空気の流れがあるようです。でも冬は寒いです。

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