【明治神宮前駅】いつかは会える/野見山暁治


【明治神宮前駅 B1F 神宮前交差点方面改札】
いつかは会える/野見山暁治(のみやまぎょうじ)
素材:ステンドグラス
寸法:W10.0 H2.6 (m)
協賛:第一生命保険相互会社

野見山 暁治は、洋画家。東京藝術大学名誉教授。文化功労者。
制作当時、87歳だったそうです(驚)。
ステンドグラスを作るのは、野見山さんにとって初めての体験で、油絵の原画に始まり、ガラスに直接自ら絵付けをするまで、1年半にわたって制作されました。

10メートルは長いので、全体を見るというよりは、前を通り過ぎる人に瞬時に訴える感覚がいいと思ったそうです。抽象的な絵柄ですね。

油絵独自の繊細な表現を表すべく、グリザイユやガラスに砂を吹き付けて削るサンドブラストという手法が用いられています。グリザイユは中世のステンドグラスなどで使われている手法です。

ステンドグラスの上に描かれた、荒いタッチの部分が野見山さん自身の筆によるものです。

原画の油絵とは全然色合いが違うように思います・・・。油絵とステンドグラスはそもそも素材や表現方法が違いますから、当然といえば当然なのでしょうか。


作品制作過程(制作会社クレアーレ)

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